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-BING JI LING-

ここ五年くらいで、仕事やプライベートで中国に行くことが多くなりました。その中で目にしておもしろかった映画やテレビ番組について誰かに話したい!という思いでブログにしてみました。

英語と日本語を話しますが、中国語はまともに勉強してきていないし、中国の文化についてもこれといって学んだことがありません。北米やヨーロッパには何度も行っていて英語圏は詳しいのですが、知識の乏しい中華圏については、ちょっとしたことが新しい発見や学びになって楽しいです。このドメインでブログを開設するのは、臆病なのでかなり気が引けましたが、同じドラマや番組を見た数少ない人に見つけてもらえれば…と思いふりきりました。

<中国語能力について>

私は中国語がちょっとしかできません。仕事などで滞在する際は通訳がいますが、一人で行動することもけっこうあります。食堂で思い通りの味の麺を注文するために必要な中国語(例:パクチーなしのちょい辛でお願いします)、タクシーに乗ったり(よく考えたら筆記だった)、高速鉄道に乗ったり(例:チケットをどこで買いますか、最終電車は何時?)など、美味しいものを食べ、困らない程度にやりすごす最低限の語彙力なのが現状です。

が、今書き出してみるとほとんどコミュニケーション能力で中国語能力じゃないような・・・。

テレビが字幕付きなので見ているうちにだんだんと、今一歩日常に使えない単語や表現が増えつつあります。

<視聴方法について>

中国滞在中にYoukuなどのアプリやテレビ放送でみたもの、Xiaomi Box経由でのネットテレビによるストリーミング放送による視聴です。

Youkuについては、日本からもアクセスできます。ドラマなどのテレビ番組については、公式からアップされているもので安心して視聴できます。ただ一部のコンテンツについてはおそらくIPブロックがかかり、「すみません、大陸のみのコンテンツです」といったエラー表示がされて、視聴できないものもあります。ナビゲーションからテレビ番組、映画の一覧からコンテンツを選んでみることが多いのですが、その場合は確実に合法コンテンツです。番組名や俳優の名前で検索し、結果表示されるコンテンツが形式だっていて、公式タイトルや俳優のリンクが表示されているものを選べば安心して信頼できる公式コンテンツが視聴できます。

Xiaomi Boxは、テレビに繋げてWifiでインターネット接続してコンテンツを表示してくれるApple TVの中国版みたいなものだと言えるでしょう。かつて日本にあったロクラクみたい怪しいものとは違ってXiaomiが中国のコンテンツプロバイダー等と正式な契約をしているらしく、公式に管理されたコンテンツが表示されているはずのものです。アメリカ市場ではSpotifyやComedy CentralやESPNと取り決めをしてXiaomi Boxからそれらのコンテンツを視聴できるようにして販売予定ということもわかっています。Androidベースにアプリがのっかることによっていろいろなコンテンツが見られるわけです。中国版のものはCCTVの各チャンネルの生放送だけでなく、各地方の放送局の番組をリアルタイムにストリーミングしてくれます。さらには中国のインターネットテレビ局のアプリで24時間映画をストリーミングしているチャンネルもあり(しかも、巻き戻って見れる)、オンデマンドで映画やドラマを検索して視聴することもできるなど、放送と通信の融合ってこういうことなのか、と実感させられます。こちらもインターネット経由でのアクセスなので、中国国外からアクセスした場合には一部のコンテンツが視聴できないことがあります。コンテンツにもよりますが、ストリーミングとはいえ、映像がHDで高画質です。

上記については運営側が適切に管理しているコンテンツと言えますが、名の知らないプラットフォームで誰がアップしたかわからないような中国コンテンツについては、妥当なものかどうか判断しかねるのでなんとなく私は見ません。

まれに、中国の地方テレビ局が公式でYoutubeチャンネルをつくり、番組をYoutubeにアップしていることがあります。放送局名や再生回数で判断できます。大陸ではアクセスできないはずのYoutubeにアップし、広告収入で世界にいるYoutubeを視聴するチャイニーズディアスポラからも小銭を稼ごうといる姿は、やるなあーと思うばかりです。

ハードウェアがあれば、無料のコンテンツがあふれている中国の映画・娯楽作品ですが意外にも中国国内の映画館の興行収入は過去最高となり、成長を続けています。親と同居している若いカップルのデートスポットとして映画館がこれまでにないほど流行しているということだそうです。Youkuだと見始める前に結構な時間、広告を観なければいけませんが、Xiaomi Boxで視聴する場合、CMに悩まされることはありません。その代わり多くの中国コンテンツは本編そのものに広告が入り組んでいる(Product Placement)手法を取っています。ドラマの中で特定のメーカーの携帯がやたら映るシーンがあるならばそれは広告です。このあたりについても興味がありますがプロフィールに書くことではなかったかもしれません。